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ヤマもオチも意味すら無い俺得SS。
ジルオール×セルフィでレム主妄想かっ飛ばしてみたよ!
※黄金主イリアはギルのファン
※完全に勢いで書いてます
※オチはどこかに置き忘れた
それでも許せる方は追記からどうぞ!
「自宅謹慎ってどういう事よっ!」
イリアの怒鳴り声が部屋中に響き渡った。
そのまま怒りに任せて拳をテーブルに叩きつける。ガチャンと大きな音を立て、卓の上に乗せられたティーカップの中身が零れ落ちた。その様子に、イリアと対峙していたレムオンの眉根が僅かに寄せられる。
「お前は自分が何をしたのか分かっているのか?」
「分かんないわよっ!私が一体何をしたって言うの!?」
「……連日男の部屋に通い詰め、挙句の果てにその男へ好意を示す伝言を残しているらしいな?」
「! そ、それはっ……」
「俺が知らないとでも思っていたのか」
「た、確かに事実だけど、それはちょっとだけ誤解だってば!」
最近、とある業界で人気の男とひょんな事から友人となったイリア。何かと苦労の多い彼が気になったイリアは、レムオンに内緒で連日彼の部屋を訪れていたのだ。
ただ素直というか馬鹿正直というか、イリアに隠し事など出来る筈も無く、数日と経たないうちにレムオンの知るところとなった訳なのだが。
「大体私と彼はそういう仲じゃないわよ。向こうだってその気は無いだろうし」
「……」
「えと、彼にも可愛い(?)弟がいるから、親近感が沸いたというか、意気投合したっていうか」
「…………」
「人気者なのに私にも優しくしてくれるのよ。不憫だけど本当にいい人なの!」
「………………」
「この間は彼の友達ともお話し出来て幸せだったわ。みんな美形なんだもの~!」
「………………やはり貴様は自宅謹慎一週間の刑だな」
「えええええ!?」
無意識に墓穴を掘ったイリア。ちなみに彼女の頭はあんまり良くない。
「……新月でもないのに血が騒ぐな……」
「ちょっとそれ何のフラグよ!まさか彼に何かしようって言うんじゃ……」
「お前が知る必要は無い」
「十分あるわよ!っていうか何処行くのよ兄様……ああっ、ちょっとここ開けなさいよ兄様ったら!!!」
哀れ自室に閉じ込められたイリア。柱の影で執事が「おいたわしや……」と呟いたが、それは誰の耳にも届かなかった。
――そして数時間後。
「………………」
「どうしたのよ兄様ったら。人を閉じ込めておいて、自分は何処へ行ってたのよ?」
「……例の男に会いに行っていた」
「え、まさか彼に何かしたんじゃないでしょうね」
「いや……想像していたよりいい奴で、少し拍子抜けした」
「ふ、ふ~ん。最悪の事態にならなくて何よりだわ……」
「……奴の友人達にも囲まれた。俺としたことが、あれには圧倒されたな……」
「そ、そうなの。ところでその手に持ってるのは何なの?」
「……酒だ。土産に持たされた。奴の出身地の名産だそうだ」
「へえええ~!ねえねえ、早速開けてみましょうよ!」
――数時間後、酒の勢いもあって一線を越えてしまった兄妹なのだった。
それがかの男の狙いだったのかどうかは定かではない……
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一時期イリアが薄着だった理由(笑)
うちのイリアはSさんとKさんのギルの大ファンです。というか勝手にネタにしちゃってごめんなさ~い!