つまらない妄想話でも宜しければ、お話して差し上げましょう……
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必ず、殺す。
必ずこの手で父の仇を葬ると、あの日誓った。
この手が血に塗れようとも構いはしない。
父を殺したあの男が、のうのうと生きている事など許されはしない。
必ずこの手で殺してやる。そして最後にその男の前で嗤ってやるのだ。
――虫ケラみたいに殺される人間の気持ち、お前にも味あわせてやるよ――
必ず、殺す。あの男だけはどんな手を使っても殺してやる。
彼の妹を名乗る、この目の前の少女だってそうだ。
その憎しみの気持ちが揺らぐ事は無い。
――例え、彼女自身に罪は無かったとしても。
胸の奥で燃え盛る憎悪の感情を、抑える事など出来はしなかった。
その世界に身を投じることが、どんな事なのかは分かっていたつもりだ。
覚悟なら、とっくの昔に出来ていた。
そこに恐れなど微塵もなかった――自慢じゃないが、今まで過酷な生活を送ってきた身だ。
今更恐れるものなど、何処にも無い筈、だった。
――「恐い」などという言葉を吐く事は、決して許されなかった――
だけど、目の前の少年の瞳に宿る憎悪の炎が、堪らなく恐かった。
剥き出しの感情。視線が真っ直ぐ自分に突き刺さる――視線で人が殺せるのなら、まず間違いなく自分は此処で死んでいただろう。
恐怖のあまり、何も考えられなくなっていた。あるのは「何故」という疑問だけ。
何故、こんなにも憎まれているのか・・・・・・自分にはさっぱり見当がつかない。
「なぁんにも知らないんだな、お姫様。
下々の奴らが何処でどう野垂れ死のうが、自分には関係無いってか?
ホント・・・・・・笑わせてくれるぜ」
彼の言葉で、完全に思考回路が停止した。
脳内を占めるのは明確な恐怖だけ。悲鳴すら、上げることが出来なかった。
少年の手が腰にぶら下がっていた剣に掛けられる――殺される、逃げなければと警鐘が頭の中で鳴り響く。
しかし体が言う事を聞いてくれない・・・・・・凍りついたかのように、微動だにしない。
少年の口元が、怪しく歪んだのが視界に入った。
憎悪で彩られたその嗤いは、今まで見たどんなものよりも恐ろしく――
ここで初めて、悲鳴が口から漏れた。
------------------------------
暖め中のジルオール小説の冒頭のようなもの(何)
「黄金主と旅先主は共存してても違和感ないよね!」という妄想のもとに勢いで書き上げたシロモノです。
・・・・・・半年くらい前に(汗)
以下妄想捏造満載マイ設定。
旅先主シンは、当初は父親殺しの黒幕をレムオンだと疑ってます。
ここでは登場してませんが、双子の妹レイはゼネテスの言葉を信じ、レムオン犯人説に疑問を持っているようです。
が、兄のシンはそう思ってません。
心の中で憎しみの炎を燃え盛らせてます。
ただそんな負の感情をレイやルルアンタに見せたくは無かったから、一見普通に振る舞ってましたが、レムオンの義妹のイリアを見た瞬間にタガが外れてしまった模様です。
で、黄金主イリアは目の前の旅先双子が反乱を煽ったフリントの子供である事、フリントが殺された事、密書をシン達が運んだ事、全てを知らないから突然投げかけられた憎悪に戸惑いを隠せずにいたり。
その反応がシンの憎悪を増長させて・・・・・・みたいな話。
というか、イリアを「お姫様」呼ばわりさせてみたかったんです(うわぁぁぁ)
二次創作では仲の良い旅先双子&黄金主イリアですが、出会った当初はギスギスした関係だったんじゃないかなー、と思いまして。
リューガvsファーロス、書き始めたら結構楽しいであります。
続き・・・・・・考えてはいるんだけど、脳内で収拾がつかなくなってきたから保留中。
そのうち、気が向いたときにでも書き進めてるかも知れません。
もれなく捏造だらけですが(どーん)
原因はさっぱり分かんないんですが、左目のまぶたが腫れ上がってます;;
瞬きするたび痛い・・・・・・眼科に行かなきゃ駄目なのかな・・・・・・でも病院嫌い・・・・・・(←コラ)
というか、この忙しい時に会社を休んだりする度胸がなかとです。
何言われるか分かんないんだもん(汗)
必ずこの手で父の仇を葬ると、あの日誓った。
この手が血に塗れようとも構いはしない。
父を殺したあの男が、のうのうと生きている事など許されはしない。
必ずこの手で殺してやる。そして最後にその男の前で嗤ってやるのだ。
――虫ケラみたいに殺される人間の気持ち、お前にも味あわせてやるよ――
必ず、殺す。あの男だけはどんな手を使っても殺してやる。
彼の妹を名乗る、この目の前の少女だってそうだ。
その憎しみの気持ちが揺らぐ事は無い。
――例え、彼女自身に罪は無かったとしても。
胸の奥で燃え盛る憎悪の感情を、抑える事など出来はしなかった。
その世界に身を投じることが、どんな事なのかは分かっていたつもりだ。
覚悟なら、とっくの昔に出来ていた。
そこに恐れなど微塵もなかった――自慢じゃないが、今まで過酷な生活を送ってきた身だ。
今更恐れるものなど、何処にも無い筈、だった。
――「恐い」などという言葉を吐く事は、決して許されなかった――
だけど、目の前の少年の瞳に宿る憎悪の炎が、堪らなく恐かった。
剥き出しの感情。視線が真っ直ぐ自分に突き刺さる――視線で人が殺せるのなら、まず間違いなく自分は此処で死んでいただろう。
恐怖のあまり、何も考えられなくなっていた。あるのは「何故」という疑問だけ。
何故、こんなにも憎まれているのか・・・・・・自分にはさっぱり見当がつかない。
「なぁんにも知らないんだな、お姫様。
下々の奴らが何処でどう野垂れ死のうが、自分には関係無いってか?
ホント・・・・・・笑わせてくれるぜ」
彼の言葉で、完全に思考回路が停止した。
脳内を占めるのは明確な恐怖だけ。悲鳴すら、上げることが出来なかった。
少年の手が腰にぶら下がっていた剣に掛けられる――殺される、逃げなければと警鐘が頭の中で鳴り響く。
しかし体が言う事を聞いてくれない・・・・・・凍りついたかのように、微動だにしない。
少年の口元が、怪しく歪んだのが視界に入った。
憎悪で彩られたその嗤いは、今まで見たどんなものよりも恐ろしく――
ここで初めて、悲鳴が口から漏れた。
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暖め中のジルオール小説の冒頭のようなもの(何)
「黄金主と旅先主は共存してても違和感ないよね!」という妄想のもとに勢いで書き上げたシロモノです。
・・・・・・半年くらい前に(汗)
以下妄想捏造満載マイ設定。
旅先主シンは、当初は父親殺しの黒幕をレムオンだと疑ってます。
ここでは登場してませんが、双子の妹レイはゼネテスの言葉を信じ、レムオン犯人説に疑問を持っているようです。
が、兄のシンはそう思ってません。
心の中で憎しみの炎を燃え盛らせてます。
ただそんな負の感情をレイやルルアンタに見せたくは無かったから、一見普通に振る舞ってましたが、レムオンの義妹のイリアを見た瞬間にタガが外れてしまった模様です。
で、黄金主イリアは目の前の旅先双子が反乱を煽ったフリントの子供である事、フリントが殺された事、密書をシン達が運んだ事、全てを知らないから突然投げかけられた憎悪に戸惑いを隠せずにいたり。
その反応がシンの憎悪を増長させて・・・・・・みたいな話。
というか、イリアを「お姫様」呼ばわりさせてみたかったんです(うわぁぁぁ)
二次創作では仲の良い旅先双子&黄金主イリアですが、出会った当初はギスギスした関係だったんじゃないかなー、と思いまして。
リューガvsファーロス、書き始めたら結構楽しいであります。
続き・・・・・・考えてはいるんだけど、脳内で収拾がつかなくなってきたから保留中。
そのうち、気が向いたときにでも書き進めてるかも知れません。
もれなく捏造だらけですが(どーん)
原因はさっぱり分かんないんですが、左目のまぶたが腫れ上がってます;;
瞬きするたび痛い・・・・・・眼科に行かなきゃ駄目なのかな・・・・・・でも病院嫌い・・・・・・(←コラ)
というか、この忙しい時に会社を休んだりする度胸がなかとです。
何言われるか分かんないんだもん(汗)
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